僕のYak Shavingは終わらない

車輪の再発明をやめたらそこには壮大なYakの群れが

株式会社ガイアックスを退職しました。

株式会社ガイアックスという最近ではソーシャルサポート系で稼いでいる会社を昨日(2014/10/31)退職しました。

(超短期間も含め)在籍していた人で有名な方だと、「Zごろう」さんとか「Xろん」さんとか「Cよんご」さんとか「Aまちゃん」さんとか 最近だとPerl界で超有名な大型フリー素材新人のpapixくんとか、現JPA理事の肥後さんがいたりして なんだかんだエンジニア界隈でも露出している良い会社だと思います。

また最近世間を騒がせている「Mむらい」さんや「TOM」もガイアックス出身です。面白いですね!!

退職した理由

単純にプライベートでやってたプロジェクトがいい感じにノッてきたのでそれに専念したかったからです。

つまり起業が理由です。

ガイアックスのやっている事業ドメインと関係ないプロダクトだったこともあり、 そのへんはまったく後腐れなく送り出してもらえる運びとなりました。

前職について

新卒で入った会社だったのでかなりできないところから育てていただきました。

Webアプリケーションの基本的な部分は内定時代の研修で結構ご迷惑をかけながらも 学ばさせていただいて、なんとか一人でPerlのWebアプリケーションをかけるようになり、 その後の新人研修ではAndroidアプリを一人一つつくれるところまでやりました。

その後はコミュニティサイトをつくったりFacebookアプリをつくったりブログをつくったりiPhoneアプリAndroid、運用改善ツールをめっちゃ導入したりしてました。

またマインド的にエンジニアも数字が見れないとだめだということで、 社長自らの経営講座を実施してくれたり、他の営業の方々からビジネスの話を聞く機会もありました。

そんな感じで起業できる人材を多く育てていて、 最後の方は新規事業に従事していたのですが、 エンジニアしながら営業をやったりマーケティングにも携わることができました。

人によるかもしれませんが、エンジニアに集中したい同期はそのままエンジニア専任になっていたし、 自分みたいに事業の営業も経験するなど

「その人自身がいきたい方向へ行くのをアシスト」

してくれる素晴らしい会社でした。

つながり

退職となってから一番うれしかったのは、今まで一緒に働いた人がちゃんと僕と連絡をとってくれようとしたことです。

入社当時の同期の一部とはこれからも一緒ということもあるし、一緒に開発をした仲間というよりも戦友のような人も自分がやめると聞いて駆けつけてくれたり、メッセージを送ってくださったりしてくれて本当に嬉しかったです。

今後もこの縁を途切れさせずにまた一緒に働ける日が来ると嬉しいなと思いました。

これから

Webアプリ、スマフォアプリが書けるようなったのでこれからはIoTという文脈で マイコンの組み込みをやったり回路をつくったりCADでメカの設計ができるようになれればと思います。

まずはスマフォとのマイコンインターフェイスあたりから攻めてますがかなり楽しいです。

半導体チップの英語のデータシート(仕様書)を眺めながらプログラミングするのは、 研究時代の論文を見ながら実装するのに似ていて先進的なことをやっている気持ちになれてワクワクします。

常に新しいことを学びながらものをつくる。

自分はこういうことが合っているなぁと実感しながら過ごす日々です。

最後に

自分をここまで成長させてくれた前職には本当に感謝しています。 僕が入ったのはだいぶ過渡期の時でしたが、 最終的には朝礼でほろりもしてしまうくらいのいい会社になりました。

今まで本当にお世話になりました。

ありがとうございました。

ガイアックスでは起業家マインドを持ったエンジニアを募集しています。