僕のYak Shavingは終わらない

車輪の再発明をやめたらそこには壮大なYakの群れが

IoTの開発に必要なグルー思考 / Akerun Advent Calendar 2日目

これはAkerun Advent Calendar 2日目の記事です。 昨日に引き続き kazuph が担当します(`・ω・´)ゞ

今回は自分が日頃意識してる”グルー思考”の話をしたいと思います。 ポエム度高め注意です。

グルーは糊、組み合わせ思考で解決策を考え出す

glue / glu: / 接着剤、またはくっつけること

IoTは様々なレイヤーの組み合わせで実現していますが、そもそもなんでハードウェアをつくろうと考えたかで言えば、解決したい問題がありかつそれがソフトウェアだけでは解決困難なものだったからです。

「鍵をデジタルにしたい」

これを解決するために、きっと今までのようにWebエンジニアとして生きてきた自分の思考なら、ハードウェアを開発して解決しようということまでは考えなかったと思います。 今までは”自分ができること”に思考が支配されていましたが、それが仲間を集め「必要ならハードウェア開発することが可能」な状態になったことで、思考の幅がグンと上がりました。

つまり色々なスキルを”くっつけ”合うことで、できることが幅が広がったのです。

できないことへの無意識のフィルタリングを外す


人間は最適な解決策があっても、”自分”が”できる”じゃないと見て見ぬふりをしてしまうものです。 僕達が開発した「Akerun」というスマートロックは”みんな”で”できる”になったから発想として具体化し実際に世に出ました。 これは自分の頭だけでは実現できなかったことなので、素晴らしいことだなと思います。

ただし、もちろん最初は”できる”が本当の意味でできる状態ではなく”できそう”くらいから始まります。 “できそう”だったらまだいいのですが、”できない”と思ってしまっていることへは、はやり人間は対処が難しいです。

若いときは往々にして”できそう”が”できる!”に倒れてくれますが、年を取ると”できそう”なのに”できない”に倒しがちです。 その方が疲れないとか、お金がかからないとか、家庭が平和になりそうとか、そういう過去の経験則からそうやってしまいますが、それこそ老害への一歩ということで、もし”できそう”を”できない”に倒してしまっているときは”本当にできないか?”を自問自答したいと思います。

話がそれましたが、”できそう”では例え若くても”できない”と思ってしまったり、”できそう”だから挑戦してもやってみたら”できなかった”ということも多くあります(そうして丸くなる)。 それを解決する自分なりの方法は、「常に自分のできることを常に増やすように行動する」です。

“できそう”だなと思っても”できるかわからない”と人間は行動に移せない言い訳を探してしまいますが、”過去にできた”ことがある経験があると、一気に”できそうが””できる”に変わります。 過去に実際にはやったことがなくても似たようなことをやったことがあるだけでも違いますので、”できた”ことがなくても”できるだろう”くらいには昇格できると思います。 課題を見つけたときに“できそう”と思ったあと、できるだけ素早くそれが”できる”になる人はやはり強いです。

「Akerun」をつくったときも電子回路については大学時代に勉強したことがあったので、”できそう”が”できない”に倒れることはありませんでした。

学生時代に「今は意味はわからないかもしれないけど将来役に立つことがあるから」と先生に教わりながら勉強したことは無駄ではなかったんです笑 そのために常に今は使わないことでも色々勉強して触っておくことが重要かなと思います。

自分の立場を一歩捨てて思考してみる

自分は長いことWeb・iOSエンジニアとして活動してきて最後に組み込みをやりましたが、それによってエンジニアとしてはどっちつかずなアイデンティティになったと思います。 ただ一時期割りと長い期間iOSエンジニアをやっていたためか、思考が偏り課題を解決するためにiOSを使うケースが多かったとも思っています。

それは今もそうだし、実際社内の運用ツールをiOSで爆速で実装できるのでうまくことも多いのですが、そのせいで最高の解決策を導き出せてないと感じるときもあります。

細かい話でいうと、iOSはBLEデバイスに接続する場合にMACアドレスでフィルタリングできないのですが、Androidならできます。自分はAndroid自体の開発経験もあるのですが、今では相対的に慣れてないために選択肢に上げないことがほぼほぼです。

これはいつももったいないことだと思っていて、なにが最適な解決策なのかの前に自分のスキルを持ってきてしまっていることです。 ”iOSエンジニアとしての自分”を捨てれば今からでもちゃんとAndroidを習熟し直して、最適なツールをAndroidで書いてもいいのです。

何が言いたいかと言えば、何かをやるときに自分の立場や利益を大事にしてしまいがちですが、他の人にお願いすることで本当に価値のある解決策を導き出すこともあるということです。

今回のAkerunではまさにソフトだけでは解決できない問題をハードのメンバーとも一緒に解決しました。 スマホアプリだけでは解決できないけど、ハードをつくれば解決することは世の中には結構あります。

自分が一番得意な解決策に固執しつせず、多レイヤー、多分野、多視点で思考できるといいなぁと毎回思います。

まとめ

簡単ですが、自分が普段意識しているグルー思考について書いてみました。 一つのツールや一つのスキル、一つの思考にとらわれず常に自分を広げながら”できない”をことを減らす行動をすることで、IoTでの開発もスムーズに行くのかなと思います。

ということで今日のポエミーな話を終えたいと思います。

明日の担当も僕です!お楽しみに!

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