僕のYak Shavingは終わらない

車輪の再発明をやめたらそこには壮大なYakの群れが

上原ひろみのライブを見に行ってきた。

昨日(2011/12/04)東京国際フォーラムで上原ひろみのコンサートを見に行ってきた。

上原ひろみは3年くらい前から好きでそれこそ今まで一番好きだと思っていたミスチルよりも大好きになった。

日中はずっと上原ひろみを聴いているし、イヤホンなんかしなくても音楽を鳴らせた。

ずっとずっと生で聴きたかった上原ひろみ

念願のライブ。

登場して、ピアノに座って、”Voice”を聴かせてくれた。

音一つ一つが素晴らしくて、この瞬間に集中した。集中せざるを得なかった。

一瞬足りとも途切れてほしくなくて、食い入るように聴き入った。

上原ひろみの”渾身”。

最上級。

最高のパフォーマンス。

すべての瞬間がJazzであり自由であり常に変化し進化し止まることなく駆け抜けてくれた。

人生最高の瞬間だった。

涙が止まらなくて、それでも見逃したくなくて、前を向いて聴いていた。

ラストが終わってアンコールで披露してくれた全身全霊の”Dancando No Paraiso”。

見れると思っていなかったら感激で手を叩いた。

初めてのスタンディングオベーション。

会場の拍手も鳴り止まなかった。

アンコールが終わって席が明るくなっても拍手はなりやまなくて。

ずっとずっと終わらない拍手をしていた人達のために。

再度ステージに立って演奏してくれた。

ファンを大切にする上原ひろみのその真摯さが胸に刺さった。

疲れているのはわかっていた。

それでも最後まで笑顔で演奏してくれた。

仲間と一緒に退場するまで、パフォーマンスは続いていた。

 

ありがとう、上原ひろみ