僕のYak Shavingは終わらない

車輪の再発明をやめたらそこには壮大なYakの群れが

BLE Boot Camp White Note : BLEのやば濃いイベントの二日間

みそかつ

※上記写真は帰りの名古屋駅で食べた「矢場とん」のみそひれかつ丼定食の写真であり本イベントとはまったく関係ありません

White Note?

  • 白紙状態からの文字起こし
  • 当日のメモやある程度のフレームがない状態から、ある項目について頭の中を全部書き出したらどうなるかという試み
    • そのため記憶違いがあるかもしれません。予めご了承下さい。
  • 下の内容は公開するつもりで書いてるので少し抽象的に書いてます
  • 以下の内容はまだ書き出したばかりなので随時URL・画像等を増やしていきます

Pick Up

  • まずこのイベントを開催してくださったことが本当にありがたかった。主催・運営された方々、講師陣、そして参加された方々に感謝します。
  • 普通のイベントでは考えられないほど濃い参加者
  • 講演・ワークショップを通した講師陣・参加者の思考をトレースできるのが本当に楽しかった
  • シーケンス図による可視化の重要性、その作成ツールを知れたのは大きかった
  • 今後のメンバーとしてのつながり、秘密のFBグループでの情報共有ができることが一番の成果

TODO

  • このページの画像・リンク・スライド資料を増やす
  • シーケンス図で自分プロダクトを描いてみる
  • 「BLE ブラックハット」
  • ソフトとハードのライフサイクルの違いから生じるスキマを埋めるBLE機器の今後の展望についてまとめる

そういえば話してないこと

  • BLEモジュールって何がいいですか?オススメ
    • それぞれのBLEのファーム開発スタイルも
  • AndroidにおけるBLE
    • 本イベントではかなりiOSよりの話が多かった

以下作業

  • ハードルの高いイベント
    • 開催は岐阜、参加費1.1万円
    • チケットは24時間で完売したらしい
    • それだけ感度が高く1万円以上払っても良いメンバーだけが集まった
    • 講師含めずとも参加者がそもそもBLEの猛者たちになった
      • 大手電機メーカー、ユカイ工学、IoT系ベンチャー(個人、複数)、VC、BLE関連の受託開発数多く引き受けている方、IoTベンチャーからプロトタイプ製作を数多く引き受けていた方などなど
    • そういう意味で場所・価格設定などが最高のフィルタリングになった
  • 豪華な講師陣
    • iBeaconのkindle本を出版した方が講師
      • AES暗号を半導体レベルで実装したことがある
      • BLE、iOS、HomeKit、セキュリティなどの仕様を隅々まで理解していて本当になんでも答えてくれた
      • 深い哲学を持ち参加者が感化されるほど
    • IAMASの教員であり、GainerArduino Fioを開発し販売していた方が主催
  • 基調講演とワークショップの複合的なイベント
    • 参加者のBLEに対する概念の穴埋め的な存在であった基調講演
    • 身の回りにある実際のBLE機器を触り、背景や通信のシーケンス的な考察、及び改善案の話合い
      • その機器の実際の開発者からの内部的な説明があることも
    • アイディアスケッチ
      • あるシチュエーション・ペルソナが持つ課題を解決するにはどういうBLEデバイスを作成すればいいのか?
        • 出来上がったものよりも、猛者たちとプロセスを共有することで得られたことが大変多かったように思う
  • 書くことの出来ない裏話の濃さ
    • 飛び火で始まった裏話、予定変更してでも聞きたいとても濃い内容
    • あるKickStarter系のデバイスの裏側的な話
    • プロトタイプエンジニアの目利き、危険案件を見分けるにはどうすればいいのか?
    • 既存のIoT機器開発者の苦労話とそれをどうやって克服しようとしたか
  • WillPower
    • 人間の根源的なやる気
    • 人間の行動は大体これに左右される
    • 寝たら回復するが、できるだけ減らさずに生きていくのはどうすればいいのか?
    • IT技術者がIoTをやるときには多くの壁が存在する、それを乗り越える力
    • 0を1にして更に100とかにするまでずっと継続していくのはどうすればいいのか?という処世術だと思った
  • シーケンス図の意外な重要性
    • ユーザーとしてクソな商品だと思ったものが、書くことでエンジニア的におもしろい商品だとわかることも
    • 共通言語の提供
    • 正直1人でアプリとサーバーサイドを書いているときは書いたことなかった・必要性も感じなかった
    • イベントドリブンじゃない場合もそうで、デバイスが絡むことでよりシーケンス図の重要性が増したと思う
    • [TODO]自分の製品でも実践しようと思った
  • アンカンファレンス
    • 聞き足りない・話合い足りないことを参加者自身がリクエスト・講師側になることも
    • ① BLEにおけるセキュリティ
      • 規格嫁
      • Webのセキュリティの技術を流用できる
      • スニファー対策・デバイスの破壊なども含めた超実践的な話
      • 講師の方によるBLEが可能なセキュリティ対策の輪郭が見えるほどまで説明してもらった(今回の技術的には一番の収穫!!)
        • そのためBLEで出来ないところ・弱い部分は各々実装する必要がある
      • その他免責などについて
    • ② ネットワークから見たBLEデバイスについて
      • 概念的な話
      • もの・人間はネットワークから見たら単なるデータベース
        • BLEのプロファイルの表現でしかない
      • 人間の行動パターンの抽出からアドテクへの道筋・グロースハックへの応用について
      • 形あるもののライフライクルの遅さと、ソフトのライフサイクルの速さ、それを埋める後付BLEの機器の価値
      • M2M、マシン同士の関わり、BLEがそれを安価に可能にしたこと
  • 3年後のBLEの中核にいるメンバーがここに集まっているのではないか?という実感と期待
    • がんばります。

お疲れ様でした。

参考

BLE Bootcampに参加した #blebootcamp

Qittaでこんな記事も書いてます。こちらも合わせてどうぞ。

IoTやるならまず知っておきたいパーツ屋・オンラインショップ