YAPC::Asia 2015で「Web由来の組み込みエンジニア」について発表してきました!
YAPC::Asia 2015 一日目の11:10より、東京ビックサイトにて、「Web由来の組み込みエンジニアの半年間のすべて 〜WebとiOSとBLEとハードウェアデバイスのこと〜」というタイトルで登壇して来ました。
最後のYAPCということもあり、発表の選考に漏れてもいいように「個人スポンサー」も申し込むという万全の体制で待ち構えていましたが、運良く採択されたため、ピンクとオレンジのダブルストラップ体制という形でYAPCに発表に望めました。
Talkの概要
発表のスライドはこちらになります。
Web由来の組み込みエンジニアの半年間のすべて 〜WebとiOSとBLEとハードウェアデバイスのこと〜
なぜ発表したか?
最後のYAPCなので、絶対に発表しておきたかったというのはあります。また去年のYAPCで発表する内容やリソースが自分になくて歯がゆい経験をしたというのもあります。
ですが、一番は今の日本のベンチャーにおいてこんなにも「IoT」している企業が弊社以外にまだまだ少なく、またこういう場所で発表を行う企業もまだまだないだろうということです。「IoT」をやっている企業として「IoT」を実際にやって製品開発をしてみての経験がとても貴重なものであり、それを外に出したいと思いました。
今回の発表は個人的にはすごい「エモい」発表になっていると思っています。本当はもっとソースやデモやアーキテクチャの構造や開発ノウハウなのどを公開したかったですが、それには50分はあまりにも短すぎました。
今後たくさんブログを書く予定ですので、それによって徐々に公開していきたいと思います。
もし聞きたい話があればリクエストください。
スライドの作成方法について
スライドの作成には、id:ahomu さんのTalkie.jsというのを使わせていただきました。
僕は基本的にはREADME.mdでざっと草案をつくったあとに、それをslideに変換することが多いので、今回もmarkdown2talkiejsな簡単なコードを書いてスライドを作成していました。
こんな感じの書捨てスクリプトですが、これで十分満足することができます。guard + livereloadも追加していたので、リアルタイムに反映しながら作成していきました。
#!/usr/bin/env ruby # coding : utf-8 require 'erb' require 'pry' html = File.read('README.md') html.gsub!(/^(#|##|###) ([^\n]+?)\n<!-- image (.+?) -->$/m) { "</template>\n<template layout=\"cover\" invert type=\"text/x-markdown\" backface=\"#{$3}\" backface-filter=\"blur(0px) brightness(.3)\">\n#{$1} #{$2}\n"} html.gsub!(/\n\n(#|##|###) ([^\n]+?)$/m) { "</template>\n<template layout=\"bullets\" type=\"text/x-markdown\">\n#{$1} #{$2}\n"} html.sub!(/<\/template>/, "") html += "</template>" html = ERB.new(File.read('template.html.erb')).result binding open("index.html", "w") {|f| f.write html}
スライドの全体のソースはここを見るとわかります。
README.mdを変換するメリットとして、githubなどで見た時に構造化された文章として出力されることです。
最後に
一番最初の発表ということで半分あきらめてますが、ベストスピーカー賞を狙っているので、まだ投票していない方は投票の方をお願いします!!!