僕のYak Shavingは終わらない

車輪の再発明をやめたらそこには壮大なYakの群れが

PerlとRuby

業務で沢山の言語を触ってきてなんとなくRubyPerlの一つの大きな違いがあるんじゃないかって。
ただそれだけのことなんだけど

Perlは構文が多い
Rubyはメソッドでなんでもやる

Perlは構文を知らないと書けない
Rubyはメソッドを覚えれば書き方(構文)をあまり覚えなくてもいける

これって結構大きい気がしていてしかも思想のレベルでこうなってると思う。

思想のレベルでこうなっているとCPANやgemなど宇宙が膨張する速度で造られていくライブラリの設計に影響する。
つまりPerlはどんどん知らないと書けないような構文が増えていってしまうんじゃないかって。

↓にも書いたけどPerl6だって[+] arrayっていう構文を覚えてないと使えない。
例えばこれはRubyだったらarray.sumとか書けばいいわけだ(デフォルトでは実装されてないけど)。

和を求めたいってときにsumっていういつもと書き方の変わらないメソッドを用意してくれてるのと、わざわざ新しい構文を用意してしまうのとどっちが簡単か。

たのしいのはどっちかなって。

と、にわかRubyプログラマーが言っておく。

たのしいRuby 第3版

たのしいRuby 第3版

初めてのPerl

初めてのPerl

【追記】
初心者はどっちがたのしいかな?
玄人ならどっちがたのしいかな?
まようところです。