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Android開発環境構築時の罠(あえてMS-DOS時代のファイル形式を使って解決する方法)

最近はずっとスマフォ開発のための準備をしていてちょっとずつノウハウがたまっていっているので小さいTispでも挙げていこうかと思います。

今回はAndroid環境構築時の罠について

EclipseとかAndroid SDKのインストールについては適当にggrks(え?

今回は上記のインストールで「はい」を連打したがためにはまる罠についてです。
もしEclipseAndroid SDKを認識できないって怒ったときにこの記事を思い出してみてください。

インストーラーの問題

インストーラーのデフォルトのままAndroidSDKをインストールすると以下の場所にAndroid SDKがインストールされると思います。

C:\Program Files\Android\android-sdk

はい、ここですでに罠にかかってます。このリンクには半角スペースが含まれているのですが、なんとEclipseがこのリンクを認識できないんですね!!
つまりこのままだとEclipseAndroidが開発できないんです。インストーラーのデフォルトの設定で入れたのに!!(なんでこうなった!!
ということでリンクの変更をします。

一番最初に思いつく方法はAndroidのフォルダごとC直下に置き直すことだと思うのですが今回は違う方法で解決したいと思います。

MS-DOSの時代

今日では長い名前のファイルは当たり前のように使われていますが、MS-DOSシステムでは短い8.3形式のファイル名しか利用することができませんでした。

8.3形式というはファイル名が最大8文字、拡張子部分が最大3文字になるように制限されたファイル名のことを言います。

このファイル名の形式は現在のWindows7でも使うことができます。コマンドプロンプトで以下のように入力してみてください。

C:\>dir /x

とすると

2012/02/01  20:51              PROGRA~1     Program Files

というようにProgram Filesについて8.3形式でどのようなファイル名がついているのかがわかります。
もうわかると思いますがこの8.3形式のファイル名には半角スペースが使われてないので、Eclipseでも正常に認識されます。

やってみる

EclipseでのAndroid SDKの場所を変更します。
ウィンドウ>設定>左カラムのAndroidを選択>Androidの設定の下のSDKロケーションに書いてあるリンクを直接以下の用に設定します。

C:\PROGRA~1\Android\android-sdk

これでEclipseが正常にSDKを認識するようになります。罠撤去に成功しましたね。

今回使った8.3形式のパスは基本的に長い名前のファイルやフォルダにはすべて割り当ててありますので半角を認識できないソフトウェアなどを使うときには是非使って見てください。

今回は久しぶりなので内容は薄いですが文字多めで書いてみました〜